【徳島市】徳島中央公園にある「鷲の門」が紫色に点灯されています。点灯されている「鷲の門」の歴史についてみていきましょう
2021年8月19日(日)18時、新型コロナウイルスによる「とくしまアラート“特定警戒(ステージ4)”」が発動されたことで、「鷲の門」が紫色に点灯しています。
新型コロナウイルスには早く収束してほしいですし、とくしまアラートのステージ4を示す紫色の点灯も歓迎できるものではありません。
ただ、新型コロナウイルスの話題ばかりで精神的に疲れている方も多いと思いますので、「鷲の門」の歴史について少しみていきましょう。
「鷲の門」とは、徳島市幸町の徳島中央公園にある門のことです。
この門は、かつて徳島城にあった城門を復元したもの。
徳島城は1875年に取り壊されていますが、鷲の門は記念として残され、シンボル的な役目も担っていたそうです。
しかし、1945年7月4日の「徳島大空襲」によって消失。
その後、徳島市出身の学校経営者「吉井ツルヱ」氏によって復元され、1989年に寄贈されました。
いまでは、すっかり人工的な町並みを背景に佇む「鷲の門」ですが、江戸時代にはどのような景色が広がっていたのでしょうか?
ちなみに、「鷲の門」の名前の由来は定かではありませんが、一説によると「鷲を飼う場所」として届けたためと言われています。
理由は、徳川幕府から門の建設許可をスムーズに得るためだったと言われていますが、ハッキリとはしていません。
新型コロナウイルスの影響で、なかなか自由に友達や家族とも会えない状況が続くいま、徳島の歴史などにも目を向けながら散歩に出かけてみてはいかがでしょうか?
新たな発見やワクワクが見つかるかもしれません。
■鷲の門(徳島中央公園)