【徳島市】「徳島とドンキを繋ぐ絆」阿波踊りドンペン誕生!60代で掴んだ夢と挑戦し続けるPOPライターの情熱♪支えたのは仲間たちとチャレンジを楽しむ心
安さと豊富な品揃え、そして足を踏み入れた瞬間わくわくする独特の空間づくりで、全国に親しまれている総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」。
その中でも、徳島市応神町に店舗を構える「MEGAドン・キホーテ徳島店」は、広い売り場に生鮮食品から日用品、バラエティ雑貨までがズラリと並ぶ人気スポットです。
迷路のように賑やかな店内を商品とともに彩るのは、カラフルでユニーク、思わずクスッと笑ってしまう個性豊かな手書きPOP(プライスカードや案内看板)の数々。
ドン・キホーテのPOPは本部からの支給品ではなく、各店舗に所属する専任「POPライター」の手によって一枚ずつ愛情を込めて手作りされています。
今回、全国規模で開催された「ご当地ドンペン」企画において、徳島を象徴する限定商品「阿波踊りドンペン」のデザインに選ばれた中村さんに話を聞きました。
中村さんは、徳島市応神町にある「MEGAドン・キホーテ徳島店」でPOPライターを務める68歳のスタッフ。
60代から新たなキャリアを踏み出し、はじめてのデジタル作画にも挑戦して名作を生み出した舞台裏とともに、「いくつになっても輝ける挑戦の楽しさ」について迫ります。
徳島のソウルを背負って――「阿波踊りドンペン」誕生
「ドンペン」は「ドン・キホーテ」の公式マスコットキャラクターで、1998年にドン・キホーテのお店を手伝うことになった南極生まれ東京育ちのペンギン。
全国各地域の特色を反映した「ご当地ドンペン」の社内公募がおこなわれ、徳島県エリアでは中村さんが提案した「阿波踊りドンペン」が見事採用を勝ち取りました。
中村さん:「徳島といえばやっぱり阿波踊り。お盆が近づくと街中から鳴り物の音が響いてワクワクします。多くの県民に愛される阿波踊りなら、徳島らしさを一番表現できると思い、すぐにモチーフに決めました」
子どもの頃に東京から移住し、何十年も徳島で暮らしてきた中村さんにとって、阿波踊りは生活の一部。配偶者の方も連で踊るなど、阿波踊りへの愛着は人一倍です。
中村さん:「デザインのこだわりポイントは、衣装の背中部分にドン・キホーテの『ド』を入れたところで、自分でも気に入っています」
初めてデジタル作画に挑戦。「できる喜び」を力に
普段のPOP制作は紙とペンによる平面のイラストですが、今回は立体化を前提としたデザイン。立体感をどう表現するか、当初は戸惑いもありました。
そこで彼女が挑んだのが「iPad」を使った作画です。
中村さん:「それまではiPadを少し触った程度でしたが、使ってみると失敗してもすぐに消せるし、色も自由に変えられる。『こんなこともできるんだ!』と操作を覚えること自体がどんどん楽しくなりました」
「できないことができるようになっていくのが本当に嬉しくて」と瞳を輝かせ、年齢に関係なく、新しい道具を面白がり前向きに吸収していく柔軟な姿勢で挑む中村さん。
店長からの「楽しみながら作ってよ」という温かい声かけや周囲のあたたかい見守りの姿勢も、リラックスして筆を進める大きな後押しだったと語ってくれました。
年齢を理由に諦めない。60代から始まった第二の人生
若い頃からスーパーのPOPや手書き広告、メニュー表作成の経験などもあった中村さんですが、その後は子育てや介護などPOPライターとは無縁の日々が続いていました。
再びPOP制作の現場に戻る転機となったのは、60歳を過ぎて訪れたハローワーク。
中村さん:「担当者の方が『ドン・キホーテでPOPライターの募集があるけれど、どうですか?』と勧めてくれたんです。最初は『もう歳だから無理ですよ』とお断りしようとしました。でも『とりあえず面接だけでも受けてみませんか』と背中を押してくださって。面接に行ったら採用していただけたんです。本当に夢のようでした」
現在68歳、今年で入社8年目を迎える中村さんは、「あのときハローワークの方が声をかけてくれなかったら、今の自分はありませんでした」と振り返ります。
シニア世代の再就職やクリエイティブ職への挑戦はハードルが高いと捉えられがちですが、ドン・キホーテには年齢を問わず、本人のスキルや意欲を正当に評価し活躍の場を提供する風土があります。
中村さん:「全国のドン・キホーテでは自分より年上のPOPライターさんが活躍されているのを知って驚きましたし、同じものづくり仲間で年上の方が頑張っていると知ったときはものすごく勇気をもらいました」
彼女の姿は、年齢を理由に一歩を踏み出せずにいる同世代へ「何歳になっても挑戦する場所があり、チャンスは掴める」という希望を届けています。
店内を彩るおもしろPOP!仲間とともに創る楽しい売り場
MEGAドン・キホーテ徳島店を訪れたら、商品だけでなく店内のあちこちに掲げられたPOPにも注目してみてください。
商品の魅力を分かりやすく伝えるだけでなく、思わず足を止めて笑ってしまうようなユーモアあふれるキャッチコピーや温かいイラスト…。
中村さんを含む2名のPOPライターが、お客さんを楽しませたいとの想いを込めて手掛けたPOPは売り場を賑やかに彩り、ドンキならではの「宝探しのようなワクワク感」を演出しています。
こういった中村さんのを励まし、支えているのは店長をはじめ、職場の仲間たち。
「実は『阿波踊りドンペン』の採用時も、職場の仲間たちが『すごい!』と声をかけてくれたり、他店舗のPOPライターからお祝いの電話をいただいたりもしました。別の店舗の方がわざわざ電話をかけてきてくださって、本当に感動です」
店舗内の仲間たちはもちろんのこと、店舗を越えて応援し合える温かい環境が中村さんに挑戦し続ける楽しさや創作意欲を与えています。
阿波踊りドンペンに込めた想い
インタビューの最後に、再販予定のない数量限定品「阿波踊りドンペン」に込めた想いとともに、「号外ネット 徳島」の読者様に対するメッセージを伺いました。
中村さん:「おこがましいですが、阿波踊りドンペンが徳島県とドン・キホーテの絆になってくれたら嬉しいと思っています。そして、たくさんのお客様が売り場に足を運んでくだされば何よりの幸せです」
徳島への深い愛や「ものづくり」への飽くなき情熱、そしていくつになっても挑戦を楽しむポジティブな心。
彼女が生み出した「阿波踊りドンペン」と店内にあふれる楽しいPOPには、訪れる人を笑顔にする魔法がたっぷり詰まっています。
MEGAドン・キホーテ徳島店にお越しの際は、ぜひ売り場を彩るPOPの数々とともに「阿波踊りドンペン」、そしてドンキのバラエティ豊富な商品をチェックしてみてください。
ドンキ限定商品はもちろん、関西・中四国限定商品、そして徳島限定の商品もたくさんあります。※福袋については取材日8月21日(金)時点の情報です。
8月31日(月)までの商品もあるので、気になる方は急いで足を運んでくださいね。
また館内には、今年2026年6月にオープンした高価買取「おたからや MEGAドン・キホーテ徳島店」も入っているので、売りたいものがある人はお忘れなく。
■MEGAドン・キホーテ徳島店






























