【徳島県勝浦郡】化石とともに夢を見る♪ロマンあふれる「徳島化石研究会」発掘の様子&発掘初心者におすすめのイベントも紹介します!
「恐竜」の町として徳島県民に知られている勝浦郡勝浦町は、日本国内で最古級とされる1億3000万年前の地層が存在し、恐竜の化石も多く産出されているロマンの詰まった地域です。
そんな勝浦町では、四国初となる「恐竜の化石」が発見されたことを記念して作られた「恐竜の里」というスポットがあるほか、恐竜に関するイベントなども多数開催。
今回紹介する「徳島化石研究会」の活動や化石の発掘体験ができるイベント「恐竜を探せ! 阿波かつうら化石発掘体験」なども勝浦町でおこなわれています。
「徳島化石研究会」の化石発掘に同行させてもらいました!
2023年5月中旬、「徳島化石研究会」にお願いし、お話を聞かせていただくとともに化石発掘へも同行させてもらいました。
「徳島化石研究会」とは、現会長の鎌田誠一氏が1995年に立ち上げ、その後は化石好きな有志とともに活動・運営している団体です。
同年、初の「徳島化石研究会」主催となる「徳島化石研究会化石展」を開催。
その後、鎌田氏は2001年より徳島新聞から依頼を受け、「化石を求めて」というタイトルで記事を2年7か月という長い期間に渡り寄稿を続けました。
また、発掘した化石については「多くの人に化石を通じて太古の昔へ思いを巡らせてもらいたい」と考え、発掘した学術的に価値の高い化石については徳島県立博物館などへ寄贈。
過去には、化石108点を寄贈したことについて徳島県立博物館より感謝状も授与されています。
現在はこれまでの体験を活かし、若い世代の育成に注力。
あるときは「徳島化石研究会」の会長として、またあるときには未就学児から高校生までを対象とした「少年少女地学班」のサポート役として活動中です。
「徳島化石研究会」は、勝浦郡勝浦町にある私有地の山へ許可を得て立ち入り発掘をおこなうほか、徳島県内外でも化石の採集会を開催しています。
興味のある方は、下記で紹介する不定期イベント「恐竜を探せ! 阿波かつうら化石発掘体験」に「化石研究会」のメンバー(平島:ヒラシマ・小林:コバヤシ)がサポートスタッフとして参加しているので、開催時に「化石に興味がある」とお伝えください。
化石に興味はあるけど本格的なのは…という方へ
徳島県勝浦郡勝浦町では、スタッフの方たちが準備してくれた石をイベント会場で割って化石を見つける「恐竜を探せ! 阿波かつうら化石発掘体験」なども開催しています。
こちらのイベントは今回紹介した「化石研究会」とは関係ありませんが、同じ徳島県勝浦郡勝浦町で不定期に開催されている催し物です。
「化石の発掘に興味はあるけれど体力的に自信がないし、トイレも困るし…。山などに立ち入っての本格的な発掘はちょっと…」という方にもおすすめ♪
今年2023年は、「ビッグひな祭り」開催中の3月、そしてGWにも実施されていました。
また、日程については現在まだ未定ですが、2023年7月15日(土)~2023年8月20日(日)までの期間中にも開催予定となっています。
興味のある方は、「恐竜を探せ! 阿波かつうら化石発掘体験」のホームページをこまめにチェックしてみてください。※2023年6月14日現在、まだ準備中のようです。
また、「本格的に化石の発掘がしてみたい」という方はぜひ、「徳島化石研究会」の活動についてもチェックしてみてくださいね(*´▽`*)