【徳島県藍住町】「火球」出現! 火の玉との違いや明るさについて 西日本や関東など広範囲での目撃情報相次ぐ
ここ数日、西日本や関東で、「火球(かきゅう)」の目撃情報が相次いでいます。
2020年11月26日4時頃の東京大学木曽観測所における「火球(かきゅう)」。
東京大学木曽観測所天文台星空ライブカメラ(長野県木曽町三岳) https://t.co/HIa7kn5K0V #火球 #ライブカメラ pic.twitter.com/F991L8zfCX— ライブカメラDB (@livecam_db) November 25, 2020
報道によると、2020年11月29日には徳島県の藍住町でも「火球」が見られたようです。
そのほか、松山・奈良・和歌山・大阪・兵庫を含む西日本の広範囲、三重、愛知、岐阜、静岡、群馬などでも火球の目撃情報が相次ぎました。
「火球」という文字を見ると、「火の玉」のようなものを想像する人もいるかもしれませんが、まったくの別物です。
「火球」とは、流れ星の中でもとくに明るく、一定の明るさを保ったまま大気中で蒸発、もしくは隕石となって落下したもののことを言います。
「火の玉」は心霊現象と言われることもありますが、科学的には、動物の死骸やフンに含まれるリンが気化して自然発火することで出現するものであると言われています。
また、火球と火の玉では明るさも違っていて、「火球」は、満月や「一瞬、昼間になった」かと思うほど明るくなることもあるようです。
なので、火の玉のように幽霊が出現しそうなおどろおどろしい雰囲気ではないようです(^^)むしろ、いい感じにロマンチックに見えることもあるのだとか。
もっと詳しく知りたい方は、2020年7月の少し古い記事にはなりますが、「宇宙兄弟Officialweb」で「火球と流星の違いについて」触れられていますので、ぜひ読まれてみてくださいね。
「宇宙兄弟Officialweb」は、講談社「モーニング」で掲載され、2012年には、小栗旬さんと岡田将生さんのW主演で実写映画化された「宇宙兄弟」に関連したwebサイトです。
現在は、宇宙関連情報のほか、宇宙兄弟の生みの作家「小山宙哉」氏のフェイスブック情報なども閲覧可能です。